大阪も待機児童問題が深刻みたい
28歳ともなると、周囲で結婚する子たちが結構出てきます。
早い子は22くらいで結婚して子供をすぐ産み、すでにお子さんが保育園に通い始めたという人もいて、まだまだ結婚する気になれない自分としてはみんなすごいな・・と感じているところです。
しかしその保育園世代の子供を持っている同級生の中には、保育園に行ける子もいれば、いわゆる待機児童となって働く予定が働けなくなり、「いやー本当にもう家計切迫なのにこまったな」と青くなっている友人もいます。
子供ができてもすぐ仕事に復帰するなんて安易に思っているのは間違いで、都市部は待機児童問題が本当に深刻なのです。
同級生、先輩、それに一緒にアパレル系として働いていた同僚も、結婚し子供ができると保育園問題に悩むといいます。
保育士の有効求人倍率をみてみると、大阪府はほかの地域と比較してかなり高いです。
保育士の同僚も就職には困らないといっているくらいですから、大阪は保育士にとって就職しやすいところといえます。
しかし絶対数が足りない状態で、需要は高いのに供給が間に合っていない、また待機児童に関しても、保育園に行きたいのに保育士の数が足らないので施設があっても入ることができない、(保育士1名で保育できる人数が決まっているため)とそれぞれが困った状態となっています。
そこで大阪市、保育士不足を解消しよう、待機児童を解消しようという取り組みを行い、待機児童問題、保育士の問題を解決について積極的に動き始めているのです。
子ども・子育て支援新制度、待機児童解消加速化プランというもので、保育所の整備や人材確保などのために、いろいろな制度を行っています。
大阪市で保育士として働くメリットは高い
大阪市は、保育士の資格者に対する支援などかなり積極的です。
新規採用保育士特別給付に対する補助事業として、新卒保育士が大阪市内民間保育所等に就職した場合、就職時に10万の補助があるのです。
新しく大阪市で生活を始めるという人も多いので、いろいろな費用に活用できます。
また1年間継続勤務された場合10万を上限として特別給付を受けることができるのです。
ただこの補助を受けるためには就職する保育所などの施設が新規採用保育士への特別給付金を支給するときに対象となるもので、実施されるかかどうかは、保育園によります。
また大阪市に一人暮らしをしている人からすれば、保育士宿舎借り上げ支援事業も魅力です。
友人も一人暮らしをしていますが、やはり都市部は家賃が高く生活にかなり響く・・と嘆きます。
寮でもあれば絶対に入る!といっているくらいです。
保育士の宿舎借り上げ支援事業は、大阪市内の民間保育所などが保育士のために借り上げた宿舎に居住する場合に利用できる補助となります。
借り上げに要する費用を保育園に補助するもので、これも利用する保育園としない保育園があるので、その有無を確認する必要があるようです。
色々な条件があるようですが、新たに保育所等に採用された場合の補助率は100%、上限は月82,000円、採用から起算し10年以内の保育士は、補助率75%、上限が月61000円となっています。
各種条件があるようなので大阪市のホームページで確認が必要です。
大阪市の保育園に転職する場合
保育園への転職については保育士の就職、転職情報を扱っている専門サイトのほうがより多くの募集を見ることができるといいます。
まず、こうした専門サイトで自分の条件、自分の考える保育への指針についてあっている保育園をチョイス、その上で補助事業などが利用できるか確認してみるべきです。
その後応募、必要書類などを提出し面接を受けることになります。
保育園も公立、私立などによりお給料が違うため、お給料、また残業の有無などもしっかり確認してから応募するほうが安心です。
大阪市の保育士求人はかなり多いのですが、より多くの案件を持っている専門サイトで探すほうが自分にあった保育園等が見つかると思います。
■参考サイト一覧■
(大阪市内で働く魅力)大阪市内の保育所で働らく7つのメリット